最近、ノンシリコンシャンプーというのをよく聞きませんか?
ドラッグストアーなどでも見かけるようになりました。
よくお客様に、
「ノンシリコンシャンプーって本当にいいの?」
「ノンシリコンだとなにがいいの?」
などと聞かれることも増えてきました。
そこで、今回のテーマにさせていただきました。
まだよくわかっていないとおっしゃる方は、最後まで読んでみてくださいね^^
シリコンとは、髪のキューティクルに張り付いて、その張り付いたポリビニール系の膜で髪を被います。
効果としては、シャンプー後の髪の手触りが、ツルツル・サラサラになります。
だったらいいんじゃない?と思われがちですが・・・
デメリットの部分として、髪に被膜を作ってしまうので(イメージ的には、髪の毛1本1本にラップを巻いてる状態)
・トリートメント成分が髪に浸透するのを妨げる
・シリコンが次のシャンプーで剥がれる時に、キューティクルと一緒に剥がれれることがあるので、キューティクルの破損につながる。
・カラー剤やパーマ液の浸透効率を下げて、デザインしにくい髪質になる。
結果、内部が空洞化して、スカスカで毛先がパサパサになってしまいます
という訳で、私は、ノンシリコンシャンプーをおすすめしているのですが・・・
あなたはノンシリコンシャンプーを使っていますか???
もし、使っているのでしたら、一度、全表示成分を見てみてください!
ノンシリコンシャンプーと詠っているメーカーの全表示成分を見ますと、確かに「シリコン」という文字は無いのですが、シリコンと全く同じ機能を果たす、数多くの化学物質が入っているようです><
代表的なものをいくつか書きますので、身の回りに「ノンシリコンシャンプー」があるようでしたら、
全表示成分を見てみてください。
★「シリコン」の文字が含まれる成分
ポリシリコーン、セチルジメチコンシリコン、ポリエーテル変性シリコン など
★「メチコン」の文字が含まれる成分
ジメチコン、アミノフプロピルジメチコン、シクロメチコン、ジメチコンポリオール など
★「シロキサン」の文字が含まれる成分
シクロテトラシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、シクロペンタシロキサン など
★「シリル」の文字が含まれる成分
ジヒドロキシメチルシリルプロボキシ、ヒドロキシプロビル加水分解コラーゲン、トリメチルシリルアモジメチコン など
★「シラン」の文字が含まれる成分
システンビスPGプロビルシラントリオール、加水分解野菜タンパクPGプロビルシラントリオール など
★「アクリル」 や 「アクリレーツ」の文字が含まれる成分
アクリレーツポリマー、アクリル酸/アクリル酸アルキル(C10-30)、コポリマー など
★「ポリクオタニウムー○」
(数字がー6、-7、-11、-22、-30、-37、-39、-52)などの成分がアクリル樹脂系
少し、というか、かなりややこしいし覚えにくい成分ですが、
上に挙げた例のような成分が含まれている「ノンシリコンシャンプー」は、「ノンシリコンシャンプー」とは言えません。
ノンシリコンブームのように、あちらこちらのメーカーから「ノンシリコンシャンプー」が発売されていますが、騙されてほしくない、というのが私の思いです^^
もちろん、当店で扱っているシャンプーは入っていませんのでご安心を^^
これからどこかで買おうかな~と思っている方は、このブログを携帯から見ていただいて、見比べながら、間違わないように、騙されないようにしていただきたいと思います。
このブログを見て下さっている方には、髪の毛に悪いことはしてほしくないですから^^;;;
では、今日はこの辺で・・・
感謝。
カットガーデンMeiのホームページはこちらです^^
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